文学と占いは相通じるものがある

小説家になることを諦めた男のつぶやきです。

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映画 殿、利息でござる! 見てきました

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映画
殿、利息でござる!を見てきた。

ストーリーは
江戸中期。仙台藩は財政が厳しく、重税にあえ
ぐ百姓や町人たちの破産と夜逃げが後を絶たな
かった。
小さな宿場町・吉岡藩もすっかり寂れてしまい、
造り酒屋の主・穀田屋十三郎(阿部サダヲ)は
町の行く末を案じていた。
そんな中、知恵者の菅原屋篤平治(瑛太)があ
る秘策を打ち出す。それは、大金を藩に貸し付
け、藩から利息を得るというものだった。
目標額は、千両。しかしこれが明るみになれば
打ち首必至。
十三郎とその弟・浅野屋甚内(妻夫木聡)、さ
らに宿場町の仲間たちは、水面下で大金を掻き
集めようと知恵を絞り、奔走する。

実話だそうだ。
実力のある俳優さんたちがしっかりとした演技
をし、それなりには面白かったが、今一つ盛り
上がりに欠けた感がなきにしもあらず。

やはり、私はドンパチ物が好きなようだ(笑)

しかし、小説を書く上に置いては、いいヒントを
頂いた感もする。
上から目線で申し訳ないが、もう少し、キラリン
と光る物語に仕上げる事が出来るのではないかと
不遜な感じももったりして・・・(汗)

全体的に登場人物が全て(良い人)ばかりなのが
この映画の弱点ではなかろうか。
極悪人を一人置くことによって、作品が締まる事
はよく聞く。

話が美談だからこそ、極悪人が必要なのではと思
うが、このストーリーで極悪人を登場させる、確
かに難しいかもしれない、かつ、実話のストーリ
に忠実過ぎたのかもしれない。

小さな声で言うが
映画館でなく、テレビで見てもいい映画かも・・

あっ
関係者の皆様、、失礼しました(汗)

 

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映画「オートマタ」見てきました。批評は少し辛めです

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映画「オートマタ」見てきました。

火曜日だというのに映画館は凄い人だかり。
「家族はつらいよ」を見る予定でしたが満席で
見られず。

次の時間なら見られるとの事でしたが、そこま
でしてみたいとは思わなかったので「オートマ
タ」と相成った次第で。

どんな映画かというと

"オートマタ"と呼ばれる人型ロボットが人間
社会に定着した近未来の地球を舞台に、改造さ
れ進化を遂げるオートマタと、改造の首謀者を
追う男の戦いを描く、アントニオ・バンデラス
主演のSFサスペンス。
監督を務めるのは、CGアニメーター出身で初長
編監督作『シャッター ラビリンス』で話題とな
ったスペイン人のガベ・イバニェス。

映画のストーリーは
2044年、太陽風の増加により砂漠化が進んだ地
球。人類が存亡の危機を迎える中、「生命体に
危害を加えてはいけない」「ロボット自身で、
修理・修繕をしてはけない」という二つの制御
機能が組み込まれた人工知能搭載ロボット
"オートマタ"が共存していた。
彼らは、人間に代わる労働力として砂漠化を防
ぐための巨大防御壁の建設や、機械式の雲を作
っていたのであった。
そんなある日、オートマタを製造・管理するハ
イテク企業に務める調査員ジャック(アントニオ
・バンデラス)は、絶対に変更不可能とされてい
た制御機能が破られた改造ロボットの存在を知る。
やがてロボットの心が覚醒し、その一方で人間の
モラルが崩壊。地球は人工知能の時代が始まろう
としていた……。

ね、ね、解説読むかぎり面白そうな映画でしょ。
だから少しワクワクして見てたんですが。

監督さんにはわるいですが、世界観は良かったん
ですが映像の取り方、構成、結論に持っていく手
法、どれをとっても今一って感じ。

まず音楽が合ってない、映像が全体的に暗いのに、
音楽がそれにわをかけたように暗いし、なにかや
かましい感じ。時折騒音じゃんこれ、と思ってし
まうのは私の感性がおかしいのか。

ロボットの心、良心に問いかける映画だからテー
マとしては重いんだから、もう少しテンポよく、
明るいタッチにしたら見やすい映画になったので
はと。

後、主人公があまりにも弱弱しく(精神的に)そ
の理由が描かれていないのでどうも最初から共感
できなかったと言う側面もあります。

もうすぐ子供が出来るのに、突然仕事を辞めたい
もっと環境の好い所に移り住みたい、そうでなきゃ
、子供を育てる自信がない、子供を欲しいと言った
のはお前(妻)の方だろ、などと、のっけから言わ
れたら、それも主人公に、ドン引ですよね、
しかもこれがSF映画ですから(笑)

悪役も個性のある悪役いないし、ロボットも無抵抗
で壊され(殺され)結局いいところなしで終わるん
ですから、この作者というか監督、何を世間に問お
うとしているのか、それすらわからないと言う、作
品のテーゼ自体がSFチック(笑)

重いテーマを監督が扱いかねているのではと、つい
いらぬ詮索までしてしまう、そんな映画なんです。

ただ、テーマが重いですから、当然心には残ります
よ。
作品の良し悪しではなく、ロボットと人間のあり方
それ自体を考えさせられることは間違いありません
が、結論のぼかし方がどうも納得いきません。

とまあ、少し厳しめな批評になっちゃいました。

 

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映画 オデッセイ 見てきました

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オデッセイ見てきました。
まずは映画紹介から

------------------
人類3度目の有人火星探査ミッション"アレス3"は、
18日目に突然吹き荒れた猛烈な嵐によって、任務中
止に追い込まれる。
ところが、全6名のクルーのうち、マーク・ワトニー
マット・デイモン)は、突風でバラバラになった通
信アンテナの直撃を受けてどこかへ吹き飛ばされ、行
方不明になってしまう。

タイムリミットが迫る中、必死の捜索を続ける指揮官
のメリッサ・ルイス船長(ジェシカ・チャステイン
だったが、ワトニーは発見できず、やむなく離陸を決断。

ルイス船長以下5人は宇宙船ヘルメス号で地球への帰途
につく。ワトニーは死亡したと判断され、NASAのサンダ
ース長官(ジェフ・ダニエルズ)が記者会見を実施した。

しかし、ワトニーは生きていた。辛うじて砂漠から人口
住居施設"ハブ"に帰還した彼は、この上なく絶望的な
現実を思い知らされる。
ハブに残された食料はほんのわずか。ところが、次の探
査ミッション"アレス4"のクルーが火星にやってくるの
は4年後だ。

それまで生き抜くためには、酸素や水を作り出すところ
から始めなければならない。植物学者でメカニカル・エ
ンジニアのワトニーは、ありったけの科学知識と持ち前
のポジティブ思考によって、これらの途方もないハード
ルを1つずつ乗り越えてゆく。

しばらくして、NASAもワトニーの生存に気付く。火星の
衛星画像を調べていた職員が、ワトニー生存の証拠を発
見したのだ。
ただちに食料を送るための補給機の準備を開始。再び記
者会見を開いたサンダース長官がワトニーの生存を発表
したことで、火星で孤独なサバイバルを続けるワトニー
は一躍、全世界の"時の人"となった。
ところが、時間との厳しい戦いを強いられた救出プラン
はトラブルに見舞われ、ワトニーは再び絶体絶命の危機
に陥ってしまう。

やがてワトニーの命運は、宇宙を航行中のヘルメス号の
クルーを巻き込み、誰も想定していなかった最終手段に
託されることとなる……。

とまあ、
面白そうでしょ。

で感想なんですが・・・うーーん微妙。
言ってみれば超薄いコーヒーを飲んだ気分。

面白くないかと言えば、そうでもなし
感動したかと言えばそうでもない
映画は淡々と進められ、淡々と終わった。
そんな感じです。

展開に重視を置いたのでしょうか、テンポが速いのはいい
のですが、時折意味が分かりません。
でも見てて、ああ、そういうことかと妙に納得しちゃいますから
それはそれでいいのでしょうが・・・

つらつら考えてみるに、この≪映画、悪役がいないのです。
しかも誰も死なない。

つまり善人が、淡々と危険なミッションを進め、時折トラブルは
あるが結局上手く行き、最後は全員ハッピーエンド。

ね、いい映画でしょ。

ですから、安心して映画を見たい人にはお勧めです。
大丈夫、誰も死にませんから(ネタバレだ)(笑)

小説を書く視点から見れば、やはり悪役と人の死は必要でしょうね。
物語が盛り上がりません。

裏切り者一人、死者数人をこの映画に追加すれば絶対感動的な
映画になったろうと思うのですが・・・

ま、こんな映画もいいかもしれませんね。
ハッピーで。

いやいや、違うんです。
ハッピーなはずなんですか、ちっともハッピーな気分にならないのです。
不思議でしょ。

やはり人を殺し、裏切りを入れないとダメなんでしょうかね。
こーゆうお話は。

なんて、作者目線で思ってしまいましたが
まあ、悪くはない作品ですよ。
悪くは。

見に行けと・・うーーん
勧められないかな。

テレビで見てもいい作品。

こんな感じでしょうか(笑)

そうそう、ひょっとしたら中国が助けにきましてね、中国と協力して
ハッピーエンド。
最後なんか中国と一緒に打ち上げして、喜んでいるシーンでしょ

日本人としては何か胸にモヤモヤが。

ひょっとしたら、このせいなのかな、この映画をどうしても
面白がれないのは・・(笑)

映画 やっと スターウォーズを見てきました

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青春時代の懐かしい記憶
スターウォーズ

作品の良し悪しは別にして、とにかく見て来な
くっちゃー

これがまず思った第一印象。

それがズルズル、ズルズル
もう少しで公開も終わるんじゃないかと思いや
っと見に行くことができました。

当然一人で。

ノスタルジックに浸るには一人映画にかぎります。

いまさら映画の内容はいいでしょう。

さらり背景を紹介しとけば

めんどいので映画紹介からそのままパクると

77年に公開されるや、世界中の人々に多大な影響
を与えた『スター・ウォーズ』。
05年公開の『スター・ウォーズ エピソード3 シ
スの復讐』以来10年ぶりとなる新たな3部作の第1弾。

エピソード6『ジェダイの帰還』から30年後の世界を
舞台にした物語が、ヒロインのレイをはじめとする新
キャラクターたちや、ハリソン・フォード、マーク・
ハミルといったオリジナルキャストとともに描かれる。

とまあ、初回から数えれば、おおよそ40年も経って
の今回の映画、見なきゃいかんでしょ。
見なきゃ(笑)

感想はまあ、面白かったよとこの一言で済みますし
3部作残りも見に行くかと聞かれれば当然行くと。

感動を与える映画じゃないですし、超娯楽作品ですか
ら、面白けりゃそれでいいんですから、感想もオモロ
イ、これで十分ですよね

いちゃもんなどつければきりがないですから、敢えて
突っ込みどころには目を背け、ここは、いいじゃん
いいじゃんと、もうお祭り騒ぎ。

手放しで楽しんじゃいましょう。

で、ネタばれになるんですが、この時期だからまあ
いいですよね。

ハリソンフォード演じるハンソロが、我が息子に殺
されちゃうんですよね、あっさりと。

あまりにあっさり殺られちゃうもんだから、なんか
生き返るんじゃないのかと、そんな予感を覚えつつ
やはり最後にこの一言は触れておかないと。

老いは誰にも平等に来るものだと。

レイア姫老いすぎ。
ハリソンフォードは映画でよく見ているから老いも
少しづつ受け入れあまり違和感を感じませんでしたが
レイア姫

流石に40年近い歳月は(そら恐ろしい)。

女性が老いに恐怖を感じるの、身に浸みて感じちゃっ
たんですが、それにしても映像を直視するのに数秒、
いや数分かかったのには我ながら驚きました。

スターウォーズを見て、一番深く感銘を受けたことが
レイア姫も老いるんだ・・・

これだったんですから、自然とはホント
怖いですよね。

映画 コードネーム U.N.C.L.E. 見てきました。感想です

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まずはあらすじから。

時代背景は東西冷戦真っただ中の1960年代前半。
ナチスの残党が強大な国際犯罪組織と手を組み、
核兵器とその技術拡散によって世界の勢力バラ
ンスを揺るがそうとするテロ計画を企んでいた。

そんな中、CIAで最も有能な男といわれるナポレ
オン・ソロ(ヘンリー・カヴィル)と、KGBに史上
最年少で入った超エリートのイリヤ・クリヤキン
(アーミー・ハマー)は、長年の敵対感情をひとま
ず忘れ、謎の国際犯罪組織撲滅の合同任務に乗り
出す。

だが手掛かりは、その犯罪組織潜入の鍵となる失
踪したドイツ人科学者の娘だけであった。
彼女を守りながら、科学者本人を探し出さなけれ
ばならない二人だったが、考え方もやり方も何も
かも正反対。

タイムリミットが迫る中、核爆弾大量生産の危機
から二人は世界を救えるのか……。

とまあ、ストーリなんですが、全体がオチャラケ
タッチ、でありながら真面目なスパイ映画。

50代以上の方ならこのナポレオンソロの作品。
テレビで散々見られたと思いますが、まああんな
タッチの映画だと思っていただければよろしいかと。

私もその懐かしさに釣られて見に行きましたが、期
待通りすぎて、少し納得と言うか、がっかり。

多分次回作を意識して、今回は登場人物の紹介を
兼ねた映画と見た方がいいかも。

イリヤクリヤキンと科学者の娘の(恋)っぽいもの
も絡ませ、裏切りのような裏切りでないような、ま
あ最後は納得と言うっどんでん返しポイこともあり
ますが、007を見た直ぐ後見た物ですから、少しさっ
ぱり感が強かったかなあ、と。

007とこの映画
どちらがいいかといえば、まあ、好みの問題でしょう
が、私は007の方が好きです。

ただ、じゃあ、コードネーム U.N.C.L.E.は見ないかと
言えば、そんな事ありませんよ。
次回作品公開されたら必ず見に行っちゃうでしょうね。

この映画の終わり方が、完全に次回作品の予告みたい
なもので、次回作品からは三人の登場人物の人物紹介
の必要が無くなった分、純粋にストーリ勝負してくる
でしょうから、楽しみですよね。

結論から言えば、面白く、最後は爽やか。
気持ちよく映画館を出られる映画ですから、是非ご覧
くださいね。