文学と占いは相通じるものがある

小説家になることを諦めた男のつぶやきです。

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映画 オデッセイ 見てきました

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オデッセイ見てきました。
まずは映画紹介から

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人類3度目の有人火星探査ミッション"アレス3"は、
18日目に突然吹き荒れた猛烈な嵐によって、任務中
止に追い込まれる。
ところが、全6名のクルーのうち、マーク・ワトニー
マット・デイモン)は、突風でバラバラになった通
信アンテナの直撃を受けてどこかへ吹き飛ばされ、行
方不明になってしまう。

タイムリミットが迫る中、必死の捜索を続ける指揮官
のメリッサ・ルイス船長(ジェシカ・チャステイン
だったが、ワトニーは発見できず、やむなく離陸を決断。

ルイス船長以下5人は宇宙船ヘルメス号で地球への帰途
につく。ワトニーは死亡したと判断され、NASAのサンダ
ース長官(ジェフ・ダニエルズ)が記者会見を実施した。

しかし、ワトニーは生きていた。辛うじて砂漠から人口
住居施設"ハブ"に帰還した彼は、この上なく絶望的な
現実を思い知らされる。
ハブに残された食料はほんのわずか。ところが、次の探
査ミッション"アレス4"のクルーが火星にやってくるの
は4年後だ。

それまで生き抜くためには、酸素や水を作り出すところ
から始めなければならない。植物学者でメカニカル・エ
ンジニアのワトニーは、ありったけの科学知識と持ち前
のポジティブ思考によって、これらの途方もないハード
ルを1つずつ乗り越えてゆく。

しばらくして、NASAもワトニーの生存に気付く。火星の
衛星画像を調べていた職員が、ワトニー生存の証拠を発
見したのだ。
ただちに食料を送るための補給機の準備を開始。再び記
者会見を開いたサンダース長官がワトニーの生存を発表
したことで、火星で孤独なサバイバルを続けるワトニー
は一躍、全世界の"時の人"となった。
ところが、時間との厳しい戦いを強いられた救出プラン
はトラブルに見舞われ、ワトニーは再び絶体絶命の危機
に陥ってしまう。

やがてワトニーの命運は、宇宙を航行中のヘルメス号の
クルーを巻き込み、誰も想定していなかった最終手段に
託されることとなる……。

とまあ、
面白そうでしょ。

で感想なんですが・・・うーーん微妙。
言ってみれば超薄いコーヒーを飲んだ気分。

面白くないかと言えば、そうでもなし
感動したかと言えばそうでもない
映画は淡々と進められ、淡々と終わった。
そんな感じです。

展開に重視を置いたのでしょうか、テンポが速いのはいい
のですが、時折意味が分かりません。
でも見てて、ああ、そういうことかと妙に納得しちゃいますから
それはそれでいいのでしょうが・・・

つらつら考えてみるに、この≪映画、悪役がいないのです。
しかも誰も死なない。

つまり善人が、淡々と危険なミッションを進め、時折トラブルは
あるが結局上手く行き、最後は全員ハッピーエンド。

ね、いい映画でしょ。

ですから、安心して映画を見たい人にはお勧めです。
大丈夫、誰も死にませんから(ネタバレだ)(笑)

小説を書く視点から見れば、やはり悪役と人の死は必要でしょうね。
物語が盛り上がりません。

裏切り者一人、死者数人をこの映画に追加すれば絶対感動的な
映画になったろうと思うのですが・・・

ま、こんな映画もいいかもしれませんね。
ハッピーで。

いやいや、違うんです。
ハッピーなはずなんですか、ちっともハッピーな気分にならないのです。
不思議でしょ。

やはり人を殺し、裏切りを入れないとダメなんでしょうかね。
こーゆうお話は。

なんて、作者目線で思ってしまいましたが
まあ、悪くはない作品ですよ。
悪くは。

見に行けと・・うーーん
勧められないかな。

テレビで見てもいい作品。

こんな感じでしょうか(笑)

そうそう、ひょっとしたら中国が助けにきましてね、中国と協力して
ハッピーエンド。
最後なんか中国と一緒に打ち上げして、喜んでいるシーンでしょ

日本人としては何か胸にモヤモヤが。

ひょっとしたら、このせいなのかな、この映画をどうしても
面白がれないのは・・(笑)