文学と占いは相通じるものがある

小説家になることを諦めた男のつぶやきです。

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2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

雉も鳴かずば撃たれまい (小説)

女は身勝手だ。身勝手さを自覚しないから女とも言う。それは私が男だから思う事ではあるのだが・・ by・・煙草をくゆらす中年男の独白私の生活スタイルは夜型だ。 嫁はごく普通の生活スタイルだから、当然時間が合わない。最初の頃は、お互いに時間を合わす…

紫の空

空は紫だった 太陽の光りは透明で 紫に絡まれ 熱さえなくしていた地上とやらはどこに きえうせたのだ一匹のゴキブリが 羽根を擦り会わせ うそぶくと岩と思われた あちこちの欠片が 立ち上がり ゴキブリを取り囲んだ一つの岩が炎を吐くと ゴキブリは溶け そこ…

暗転

口づけをして 抱擁をして 転げあい、ふざけ合う 愛の存在を疑いさえしなかったあの頃 でもきっと君はその頃でも 腹の中でふつふつ煮えたぎる裏切りの刃を 磨いていたに違いない だってそうだろ 見てみろよ、このぼろぼろになった僕の心の襞(ひだ) 紫色に縮…

夢を語る男

夢を語る男がいた その夢を喰う女がいた 男は女のために せっせと夢を語り 女はその夢を 食い散らかしていた女は夢を食べていないと 死んでしまうある日男は女が食い散らかした 自分の夢の残骸を食べてみた 不思議な感覚に襲われたそれは女が自分の夢を 喰ら…

マリ

線路に沿って歩いてみた。 夏の暑い日差しが照り付けていたが セミの声やら浜辺の波の音で 暑さはガードされ 空白の空間に私は浮遊していた。 前から来た列車も楽しげに 私を轢いていったが 列車は私の風船のようになった 亜空間をマリのように弾くと そこに…

察しのいい女 (短編)

言わしてもらうけど、変じゃない。ねっ・・お願いだから、もう少し考えて話してくれる。私は察しがいい女だから。この間、あなたは沙織が北村君の事を好きだと言ったわね。沙織は美人だから、スポーツ万能の北村君とはお似合いだと言ってたわね。そうよ。そ…

私が 私に

目に手をやると濡れていた 涙かと思ったが涙のでる理由が無い ごしごしこすってその手を見てみると 真っ赤だ 血 血が目からしたたり落ちていたんだ なら腑に落ちる これは腐った私の蜜だからだ 蜜の血 お前は美味しいと言っていつもなめていた 舐めて嘗めて…

日曜の日溜まり

おいおい 冗談は寄せ 寄せってば迫るなってどうしたんだよ今日は いつもはあんなに冷たいのに どうしちゃったんだよ舐めるなって こそばゆいだろ もう 本当に許さないぞいいんだな僕が本気になっても知らないぞ 日曜の日溜まり クーラーと太陽の光りが 微妙…

或る日 (短編)

絵葉書が送られてきた。山岳写真だ。老いた二人の男女が、年甲斐もなく Vサインを出して楽しげに写っていた。峰子の友人、照代からのハガキだ。照代夫婦は、つい1月程前までは、峰子の隣に住む住人だった。閑静な住宅街で、裏にそびえる小高い山が四季のい…

堕ちた涙

お前が好きだと告白するのなら 俺はお前と付き合って あげてもいいぞそう言ってやった木陰の中で気づけば腹の上に乗っていた 小説が地面に転げ落ちたなんだ妄想か遠くで女学生たちの 笑い声が音符になって 浮いていた手でピストルの形を作ると 音符に狙いを…

僕ってなに

夢が叶ったと 彼女が言ったよかったね微笑む僕の 渦巻く情念熱すぎて 熱すぎて 火傷しそうだでも 顔はわらっている 心のなかは 妬けて妬けて グズグズなのにでも笑ってる僕 大嫌いだ 存在自体 消してしまいたいそんな僕を 三人目の僕が うっとり見ているんだ…

詩の小部屋  目次

主にエッセー・詩を掲載します ♪ 水車の話 ♪ えぐってあげようか ♪ 妖精 ♪ ミトコンドリア ♪ プリンを食べるといいんだよ ♪ 夢の屑 ♪ 黒い言霊 ♪ 契れた首 ♪ ひどい奴がいるもんだ ♪ 曇天 ♪ 矢 ♪ 桜の木の下で ♪ 満月の世は願いが叶うらしい ♪ 種 ♪ 知ってる…

熟した果実の落ちる頃

熟した果実の落ちる頃 fuura 仙吉さんがふぬけになったのは ほん 三日前。その日はちょうどお千さんが亡くなった日。日本橋の、ねきからのびる、しなだれ柳の枝に紐をかけ、首をくくったのだ。仙吉さんがおせんさんに気がある事は、もう有名。小町のお糸や、…

気だるい

私は気だるさが好きだ いや 気だるさではない 脱力感というか 無力感が好きだ絶望の狭間であがき 誰彼なしに救いを求める そんな自分をみなくてもいい脱力 無力感がが大好きだ人はどうしてこうも 未来に夢見ることが できるのだろう過去だって 未来の成れの…

雨が凄いですね

雨は心を鬱にします 勿論、毎回ではありません今の私の心をです時々思うんですよね心の鬱積が叩きつける雨に 洗い流されるとしたら こんな危険なことはないとだってそうでしょ洗い流された鬱積が 地に染み小川のせせらぎになり やがて人様の口から 心に入り…

小説 娘と母  【短編】

母と娘 母さん私あのお姑さんとはもうやっていけないわ。 お金持ちの家に嫁いだ娘が泣きながら戻ってきた。聞けば、姑が娘のやることなす事に、難癖をつけるという。母は娘の愚痴を何時間も何時間も聞き続けた。別れれば事は簡単なのだが、そうもいかない。…

小説 携帯電話の怨念 (短編)

私の夫はぐうたらだ。脱いだものは人型のままあちこちに、立っている。電気はつけっぱなし、洗面台はぐしょぐしょ、会社に遅刻は平気でするし、休日はテレビの前から動かない。たまに静かになったと思えばゲームに没頭。そのくせ食事の時間だけは忘れない。…

イヤーなれませんね

小説の館トップページはここです日記をスマホから 書こうとしたのですが 中々見当たりません慣れるのに 時間かかりそうですよ これは🎵スマホも 日記が書きやすいように 調整しないとま ボチボチと、、(о´∀`о)小説 ブログランキングへ

試しに小説をアップしてみました

昔書いた小説少しづつ載せておこうと思ってますが 出し方が難しいですよ ブログでの小説 あまり読まれませんものね とにかく試行錯誤 頑張るぞ・・・・ 小説の館トップページはここです 小説 ブログランキングへ

小説  胸元のほくろ  短編

胸元のほくろ fuura 「おい、掃除機,いつかけた?」 「昨日」 ソファーにねころび、お煎餅をかじりながら、そのままの姿勢で、無愛想に答えてやった。 「今日はかけてないんだな」 会社から帰宅するなり、そう言い放つといきなり掃除機をかけだす主人。 ガー…

さて パソコンから色々設定をいじってみよう

使いにくいが使いやすいと、訳の分からない説明がある このブログの評判 やはり使ってみないとわからないよね さてじゃあ、 あちこちいじってくるか(笑) おっとその前にフォントの色をいじってみるか 太字は 斜線は、おいおい太字のまんまじゃん 行変えた…

どうにもこうにも

よーわからん とにかく記事の書き方は わかったされどそれ以外が イマイチならぬ イマセンパソコンで もう少し 頭洗脳せんと このblogには馴染めんぞとりあえず 書けたから ええか寝よっと🎵

今度は携帯から

書けるよな 使い方イマイチ😭💦💦わからん❗ ま おいおいと🎵

さあて

まずはこのブログになれないと ぼちぼち いきますか・・・(笑)