文学と占いは相通じるものがある

小説家になることを諦めた男のつぶやきです。

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妖精

ある日の事

大きなあくびをした

開けた口に何かが飛び込んできた

 

手でつかんで拾い出してみたら

小さな妖精だった

 

しめた

チャンスだ

 

もう一度口に放り込み

飲み込んじゃった

 

それからだ

腹黒

腹黒と

腹の底から声が聞こえるようになったのは

 

うるさくってありゃしない