文学と占いは相通じるものがある

小説家になることを諦めた男のつぶやきです。

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なろう累計ランキング3位作品「八男って、それはないでしょう!」を研究しまくろうその二

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読んでますが
まあ、面白いといやあ、面白いですよ。
確かに。

ただ引っかかるところは多々ありますが。

どうやらなろう小説は主人公が幼い。
実際の年齢もそうですが、精神年齢も。

ロリ好みの巨乳好き。
しかも女好きは必須で、幾人もの女に惚れられ、
しかたなしの体で嫁もしくは側室にする。
つまり女を自分の物にしちゃうんです。
で、女側もそれに不満を持つでなく良しとし
ちゃう。

この大前提があるようだ。(笑)

なろう小説が一部のファンに支えられているが
どこか際物(きわもの)扱いにされている原因
はこの辺りにあるのではないだろうか。

最もまだ四作品しか読んでいませんし、その
うちの二作品がそんな主人公でしたからそう思
うだけかもしれません。

この先もっとたくさんの作品を読んで行けば
そうじゃないという作品にもお目にかかるかも
しれませんが
とりあえずは、なろう作品、つけいるスキ十分
ありと、そう思うわけです。

少し酷評になりますが
なろう小説の人物観察があまりにも(おそまつ)
なのです。

強ければ
美人であれば
魔法が使えれば
家柄が良ければ

それだけでもう、その人は優れていると読者が
理解してくれると、そう思っているきらいがあ
ります。

人間なんてそう単純な者ではありません。
昨日の思惑が、たった一つの出来事ですぐ変わる事
しかしその変化は実は、昔からの何かに束縛されて
いた結果とか

つまり人間を描くのではなく、出来事を描いている。
つまり冒険ファンタジーなのですが、そこにすっぽ
り抜け落ちている人間の性(さが)

これなんですよね。
なろう小説の最大の弱点は。
で、読者も作者もその事実をわかっていると誤解
している節があるのです。

つまり作者の想像範囲を超えてまでの人間描写にな
らないと。

本を読み慣れた人
行間を想像する人
文学を愛する人には、このなろう小説、認めにくい
かもしれません。

これは小説ではない。
(あらすじ)だと。

劇画チックな作品でありますから、実は行間を想像
させる必要が無いのです。
本来小説は行間を想像し、埋めていき、作者との共
感を喚起させるものとばかり思っていましたが、最
近は(あらすじ)的な文章でも十分作品として価値
があることがわかってきました。

難しいことはいらない。
楽しければいいじゃん

そんなノリの作品こそが
実はなろう小説なんでしょうね。

だからこそ、そこに私が付け入るスキがあるのではと。

なろう小説の読者とて、いつまでも紋切調の物語ばか
りではいずれ【飽きて】くるはずです。

その読者に受け入れられる作品は何か
そしてその読者に受け入れられれば、なろう作品を
毛嫌いする読者にも受け入れられるのでは・・

なんて思っているのですが

あれ・・
八男って、それはないでしょう!の作品を直に
評価する話一つもなかったですね。(笑)

実は一気に百話まで読んだのですが・・・
面白いのですが、感想を書こうとすると・・うーーん
書けなかったのです。

次回は、何故書けなかったのか、その辺を踏まえて
この小説自体の感想を如何なく書いてみたいと思っ
ています。
                 続く

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