文学と占いは相通じるものがある

小説家になることを諦めた男のつぶやきです。

ca-pub-9247012416315181

2016-02-22から1日間の記事一覧

小説 ローソクを持つ女 最終

「どうしたら君は納得してくれるんだ」 俺は、女の機嫌を読み取りながら、聞いてみた。機嫌を損ね、また、炎を吹き消されでもしたら、大変だ。 「私を生き返らせて」「そんなこと、俺にできるわけないじゃ ないか」 女も自分の言った事が、無理だと理解した…