文学と占いは相通じるものがある

小説家になることを諦めた男のつぶやきです。

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困った こまった

小説が書けない

というか

ここ数日書いていない

 

いや

書いてはいるが全て

気に入らず捨てている

 

直木賞

本屋大賞

芥川賞

 

そんな作家さんの本ばかりよんでいたら

すっかり自信の塊が溶けてしまった

 

うますぎるよな

彼らは

 

今まで小説家になろうのサイトで

素人作家さんの小説読んでいたから

上手さの差あまり感じなかったけど

 

やはり大きな賞を取る人の物語は

自信を屋台骨から揺する

 

うーーん

どうしようか

 

読書会に行くのを続ければ

大賞作品は読み続けなければいけないし

そうすれば自信の基礎がどんどん砕けていくし

 

かといって読まなければ

良い点取り入れられないし

 

こまったもんだ(笑)

読書会

読書会に行ってきた

今回は夜間の部

主催者入れて六名

理想的な人数

 

21時終了

 

ここの読書会はオーソドックスな読書会

それなりに楽しめたが

会終了後の親睦会

参加するつもりが

トイレに行ってる間に

アガサクリスティー状態(そして誰もいなくなった

おいおい・・そんな(泣)

 

まあ、黙ってトイレに行った

私が悪いのだが・・・

 

主催者さんの連絡方法もわからないので

会場を聞くこともできず

残念無念

 

しかたないので帰ろうと電車に乗ったら

ありゃまあ

嫁と遭遇

なんたる奇跡

というか

気まずい鉢合わせと言うか・・・

 

嫁さんい仕事が長引いていつもより遅くなり

いつもとは違う車両に乗り

私と奇跡の遭遇

 

こんな奇跡そうそうないですよ

でもさあ

これ言っちゃあお終いだけど

 

赤い糸なんてさあ

今更いらないし・・・(笑)

 

 

博士の愛した数式の感想

小川洋子
本屋大賞第一回受賞作品だ。
前評判が良く少しワクワク、期待満載で読ん
だのだがコップ表面に目一杯張った感動の液
は表面張力の膜を破る事はできなかった。

少しハードルを上げすぎるのはよくないのか
も(笑)

良い作品だ。当然。
あれだけ沢山の人が薦めるのだから。

悩む、うーん、悩むんだ。
どう表現すればいいのかと。

甘さを抑えたケーキ。
す、ケーキだ。
登場人物もまた皆、甘味を押さえて描かれている。
良質の人間がそれぞれの個性をぶつけ合うのでは
なく、かといって寄り添うでもなく、ただ、いる、
存在する、その存在感がジワジワ発酵しやがて不
思議な光を発するとやがて弾ける。
するとどうだ。
その衝撃で、読者の次元がホンの少しずれる。
本人もきずかぬ、ほんの少しだけ。

この歪みが本来異質と思われる登場人物を普通に
戻し、読者こそが実は異質だったんだと気づかせる。
錯覚を起こしたのか、起こさせたのか、それすらわ
からぬ、不思議な亜空間。

まさに甘さを抑えたケーキの小説。
心に甘砂糖の膜をかけ、常識の異質をあぶりだしてる。

80分で記憶がリセットされる天才数学博士の空間に
母子家庭の親子がするりと溶け込む。
まさにするりと、何の抵抗もなく。
数式という、言霊ならぬ数霊とでも評せばいいのか
数の妖精に手を引かれ母子は博士の、80分の常識の
壁をすり抜けた。

博士、主人公の家政婦、その子供、ここに博士の義
理の姉が悪魔のごとくそそり立つが、実はこの悪魔
ガラス細工の悪魔である事に家政婦は本能の部分で
気づいていた。

義姉が、博士の80分の壁の中にいるのか、外にい
るのか、それは定かではない。
しかし、すべての始まりがこの義姉・・・
さしずめケーキの周りに塗られたクリームの如く

いやいや、言うまい、それは読者が味わう事。
このケーキの味は実際に味わうことでしか分からない
旨いのは間違いない。
味わうべきはその甘味の度合いだ。
この甘さ
好き、、、それとも、物足りない?

それにしてもうまく作りあげたものだ。
作者さんは。
派手なアクションもない。
強烈な個性のぶつかり合いもない。
話は淡々と進んでいく
数の妖精に導かれ。

普通なら読むのをやめてもおかしくない、話の
運び方だが、読むのをやめられない。
数の妖精に魅せられたのは、登場人物たちだけではない。

読者も、或は、ひょっとしたら、作者自身も妖精の
魔法に操られたのかもしれない。

淡々と進む話は、やがて淡々と結末に向かう。
よく考えれば決して淡々ではないのだが、何故か
淡々と進むように感じてしまう。

そして、予想通り、淡々と終える。

嘘だろう、もっと結論を明確にしてくれよ
落ちをはっきりさせてくれよ
残された謎解きを語ってくれよ

しかし物語は、あっけなく、極めて自然に淡々と
終える。
怒りがこみ上げてきそうで、まったく起こらない
むしろそう、この終わり方こそ自然なんだと妙な
納得感さえ起こさせる。

そうか
そうなんだ
これこそが、博士が愛した数式の答えなんだ
そうか
そうなんだ。

ロボット

小説

書くには書くが

メモ用紙

これを清書するのがおっくうで

作品がメモ用紙レベルでどんどんたまっていく

 

怠けもんだもな

私の本質は

 

ああ・・

だれか清書してくれないかな

ていうか

人工ロボット早くできないかな

で、その彼女に書いてもらうんだ

 

勿論

ロボットは女性タイプ

あたりまえでしょうに・・・(笑)