文学と占いは相通じるものがある

小説家になることを諦めた男のつぶやきです。

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2015-11-21から1日間の記事一覧

霊と怨念のはざまに漂う鐘楼流しの詩に花一輪 第四話 

「なにしてるのよ。行くわよ」 凛音が私の手を引き階段を降りはじめた。 デジャブ・・錯覚・・・夢・・・ おぼろげな記憶がぐるぐる回るが、掴まれた手から感じる凛音の感触が妙に生々しい。 なんなんだ・・これは。 疑問と言うより、問いかけに近いつぶやき…