文学と占いは相通じるものがある

小説家になることを諦めた男のつぶやきです。

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2015-10-02から1日間の記事一覧

【小説】赤い携帯 私はいったい今日まで誰をしのんでいたのだろうか

「で・なんなの話って」「あ・・」 そういうと及川は急に立ち上がった。 話しにくそうだ。 「熱いコーヒ入れましょうか」「ここは私の部屋よ」 そうは、言ったものの、どこに何があるか、及川の方がよく知ってる。 もともと、嗜好品は及川が買ってきて、薫の…