左手で携帯電話を握り締めたまま窓を開けた。 冷たい風がヒンヤリ。とても心地よい。 壁際に転がってるワイングラスはもう空っぽだ。 頭を振ると、視界もぐるぐる回る。 流れ星らしきものが流れたと思ったが、よく見れば遠めの外灯だ。 酔っぱらいのおっさん…
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