文学と占いは相通じるものがある

小説家になることを諦めた男のつぶやきです。

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2015-09-24から1日間の記事一覧

【小説】赤い携帯 その2 さあ儀式を始めるぞ

帰宅途中。お気に入りのケーキ屋で色鮮やかな、ケーキを買い、今日の為にとっておいたワインをあけた。 ワインの味は勝也が教えてくれた。芸術家を気どった、胡散臭い男だ。そんな、胡散臭い男に、薫はストンと恋に落ちた。 ろくでなしの自分には、こんな男…