文学と占いは相通じるものがある

小説家になることを諦めた男のつぶやきです。

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氷の壁

時間の渦がとぐろを巻いて襲ってくる

リミット、リミット

 

時間の渦は暗黒

 

リミット、リミット

 

時間の渦に中心は無い

 

リミット、リミット

 

時間の渦はただ喰らうだけ

 

リミット、リミット

 

時間の渦は容赦ない

 

リミット、リミット

 

そして

老いの大王が我を悟らす

 

さあ、リミットだと

 

一閃

 

時の渦を真っ二つ

 

今少し

今少し

我に与えん

未来への絶壁を

我登りきる自信あり

 

崖に爪を立てた

氷のように冷たい未来の絶壁に

 

ここを登り切れば

ここを登り切れば

あるはずだ

 

そこには

そこには

 

 

なにかが

あるはず・・・