2017-01-16 光る切っ先 詩 三角の魂を手に取ってみた ギザギザで痛そう 四角の魂は黒くて汚い 台形の魂は透明で食べごたえがないし 円だ 丸だ 球だ 丸い魂が食べたいんだ 丸くてふわふわした あの魂を 知ってるんだよな 持ってる人を そう あの人 あの人の魂を食べたいんだ 愛おしいあの人の魂を 大口開けて食らってみた ばくん 甘い香りが漂ったのは一瞬 血まみれじゃないか 俺の口の中 見れば立っていた 愛おしい彼女が 光る剣の切っ先を私に向け 舌なめずりしていた うそ 嘘だろ・・・ 瞬間 映像が消えた ぷつんとーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー