2016-10-23 たき火 詩 あくびをしたら顎が外れた 元に戻らない あいつの悪口を言い ゲタゲタ笑ったその時だった 顎が外れたのは お、おまえ 魔女だったのか そう叫びたかったが 顎が外れていて叫べない 魔女ならもっと早く懲らしめてくれよ おいらのこのひん曲がった根性を 今さら顎外したくらいで オイラの性格が直るとでもおもっているのか そうニヤケたとたん 火が付いた わおーー 燃えてるじゃん おいら なんだお前 火も使えるんだ めらめら燃える火の中で オイラ暖まってやった だってさあ 凍って寒かったんだもん おいらの心 ああ あったかい