文学と占いは相通じるものがある

小説家になることを諦めた男のつぶやきです。

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なろう累計ランキング2位作品「謙虚、堅実をモットーに生きております!」を研究しまくろう その4

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気が付けばもう二百話。
おいおい残りはもうあとわずかだ。

この惹きつけ力はなんなんだ。
この小説。
呆れるぐらいおもしろい。

自分が、乙女小説にこれほどハマるとは
思ってもみなかった。

しかし、小説はやはり人ですよね。
人物描写をいかにわかりやすく読者に知らせ
るかで、作品へののめり込みが確実に違って
くる。

全ての小説に言えることだよな
この人物描写。

主人公視点で物語を進めていくと話がうまく
進むこともわかって来た。
思い出せば、私も小説を書き始めたころ、ほ
とんどが一人称(自分視点)の小説だった。

その方が人間が描きやすいからだ。

しかし沢山の小説を読み、色々考えるうちに
(神)視点で描くのが小説の基本だと、思い込
んでしまっていたようだ。

天性の文才がある作家ならそれもいいだろう。

しかし私の用に、素人に毛の生えた作家希望者
はまずは一人称視点で、物語を描いた方がいい
のかもしれない。

読みやすさもさることながら、書きやすい。
誰視点の話なんだろ気にせず、最初からこの章は
誰それ視点で書いていますと、発表して書けば
それでいいんだ。

なろう小説ではそれが当たり前の書き方になって
いるが(あるサイト)ではそれが邪道となる。
そんな書き方それ自体が、まずは文学作品ではないと
除外される場合もある。

視点をうまくかき分けてこそ作家なんだと・・・

割きりなんだよな。
読者に(面白さ)を提供すれば、おのずと視点の
ありかたなど問題ではなくなるんだ。

要は(面白さ)
この追及なんだ。

ものすごく当たり前な話なんだが、なろう小説を
読んでいるとそのことが、物凄くわかる。

書き方が素人なんだ・・
と、やもすれば思えてしまう小説が、実はそんな
方法論を凌駕するほどの構成力と、話の内容。

全ては、当たり前の話だが
(面白さ)にあり、この面白さの追求こそが
なろう小説の神髄だともいえる。

間違いなく、私は寄り道を、いや、まったく違
う道に入り込んでいたようだ。

自分が満足できる作品を書き上げれば、それで
いいんだと、己を偽って、作家道なるものを
勝手に作り上げていたようだ。

作品は、とにもかくにも、面白くあれ。
これなんだよな・・・・

                  続く


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