文学と占いは相通じるものがある

小説家になることを諦めた男のつぶやきです。

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映画キングスマンを見てきました

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まずは映画の粗筋を
ロンドンのサヴィル・ロウにある高級スーツ店
"キングスマン"の実体は、どこの国にも属さ
ない世界最強のスパイ機関。

"キングスマン"のエリートスパイ、ハリー
(コリン・ファース)は、ブリティッシュ・スー
ツをスタイリッシュに着こなし、組織の指揮者
アーサー(マイケル・ケイン)のもとで日々秘密
裏の活動を行っている。

ある日、チームの一員が何者かに惨殺され、新
人をスカウトすることになったハリーは、街の
チンピラ、エグジー(タロン・エガートン)に可
能性を見出し候補生として抜擢するが、エグジ
ーの父親もまた機密活動中に命を落とした
"キングスマン"のスパイであった。

そんな中、巷では科学者の失踪事件が頻発。
その首謀者ヴァレンタイン(サミュエル・L・
ジャクソン)は、前代未聞の人類抹殺計画を進
めていた……

そう、スパイ映画です。
しかもやたらめったら人が死ぬ。
しかも喜劇的に。

少し違和感は感じますが、トータルこの映画あり
かな、、といった感じです。

最初の出だしは満点。
なかなか面白く、お、主人公現る、なんて思って
いたら、身体を頭から綺麗に真二つにされ、おい
おいなんじゃとてこれは、と。

ここから未来のキングスマン候補生の訓練と悪党
どもの話が同時並行で進んでいくのですが、少し
退屈するかも。
隣で見ていたおっちゃんが、いびきかいてた
もんな。

でも随所随所に、面白い話挿入し、退屈はさせ
ないようにしてましたが70過ぎのおじちゃんに
はこの手の話は退屈なのかも(笑)私は面白か
ったですよ。

最後のキングスマンの試験で、大事に飼っていた
犬を殺すか否かの下り、いまひとつ納得できませ
んでしたが、まあこれもお国柄でしょうかね。

とにかく人が沢山死にます。
一気に何百人もの頭が喜劇的に吹っ飛ぶシーンは
しばらく唖然とさせられますが、後から思えば
おいおい、やりすぎだろが。

教会の中での乱闘惨殺シーンでは、案外リアルに
撮ってある為、一緒に見に行った人が目を伏せて
いましたし、監督のノリ感覚がいまいちわかりま
せん。

ちなみに監督は『キック・アス』や
X-MEN:ファースト・ジェネレーション』の
マシュー・ヴォーン監督

とまあ、マイナス面を書き連ねましたが、映画
全体は面白い出来栄えです。

ある意味サクセスストーリー感もあり、最初の
前ふりで見せておいた挿話を、最後のオチに持
ってくるとか、まさに映画の王道をまっしぐら
という感じです。

中だるみ感は歪めないとしても、それを補うに
余りある、全体的なスピーディー感は、まさに
スパイ娯楽映画そのものです。

続編がもしできたらどうするか、当然見に行き
ますよ。

で、私が一番記憶に残るのが、やはり悪役ヴァ
レンティンの右腕のガゼルを演じた女優さん。
半端なく強烈な印象残ってます。

帰って調べてみたら、ソフィア・ブテラという
女優さん。

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とてもいいですよ。強烈です印象が。

この女優さん
スター・トレック 3」の主演女優に決定した
ということですから、只者ではなかったんだ。

とにかくおすすめの映画です。
見て損どころか、得した気分になりますよ。

私に言わせればソフィア・ブテラの格闘シーン
を見るだけでも十分価値があると(笑)