文学と占いは相通じるものがある

小説家になることを諦めた男のつぶやきです。

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雨が凄いですね

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雨は心を鬱にします
勿論、毎回ではありません

今の私の心をです

時々思うんですよね

心の鬱積が叩きつける雨に
洗い流されるとしたら
こんな危険なことはないと

だってそうでしょ

洗い流された鬱積が
地に染み小川のせせらぎになり
やがて人様の口から
心に入り込んでしまうのですよ

今日の憂鬱
ひょっとしたら
ひょっとしたら

誰かの憂鬱の
残滓なのかな

もしそうなら
せめても
美しい人のそれであってほしいと
願うばかりだ

口を開けて飲み込んだ
雨粒が

か、ら、い



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