文学と占いは相通じるものがある

小説家になることを諦めた男のつぶやきです。

ca-pub-9247012416315181

溶けたい

あくびをした

目からひとすじの涙

あれ、目の玉も一緒に落ちていくじゃん

嘘だろ

手で目をこすってみた

今度はそのあたりの肉がえぐれた

 

あはは

溶けてらオイラ

 

手をこすり合わせてみたら

その手もドロドロ溶け落ちていく

 

立ってるだけで

溶けていく自分がわかる

 

嬉しい

いいじゃん

溶けて大地と一緒になれるなんて

こんな幸せな事ないぞ

 

溶けろ溶けろ

どんどん溶けろ

 

で、お決まりの目覚め

 

ちぇっ

やっぱ夢じゃん

 

あああ

またつまらぬ現実の始まりか

 

どうしてこうも

つまらないんだろうかな

 

生きてるってことは