文学と占いは相通じるものがある

小説家になることを諦めた男のつぶやきです。

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何故なんだろう

何故なんだろう

 

水辺に咲く

曼珠沙華を見ると

思い出す

 

私の悩みに

けっきょく

好きなだけなんだろ

奴は言った

好きなだけとは何だと

胸倉掴んだら

つまらないと腕を払われた

その奴の目の

寂しさに私は金縛り

 

 

寝汗で

よく目が覚める

奴の夢を見るからだ

 

好きなだけなんだろ

奴の言い草が蘇る

 

何故なんだろう

 

水に浮かんだ彼の死よりも

曼珠沙華

気にかかるのは

 

赤すぎるせいか

それとも

奴の首を絞めたいと思った

贖罪か

 

奴の手に

曼珠沙華が握られていたと

知っているのは

私だけ

 

 

 

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のーびろ伸びろもっと伸びろ

のーびろ伸びろもっと伸びろ

 

智慧がつくと鼻が伸びる

権威がつくとさらに伸びる

金が入ればいよいよ伸びる

取り巻きに褒められ

亡者にしがみつかれ

おだてられれば

鼻はどんどん伸びていく

とどまるところをしらず

伸びに伸びれば

もうあとは

おれるしかない

 

心の法則も

物理の法則とまったく同じだ

 

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氷の壁

時間の渦がとぐろを巻いて襲ってくる

リミット、リミット

 

時間の渦は暗黒

 

リミット、リミット

 

時間の渦に中心は無い

 

リミット、リミット

 

時間の渦はただ喰らうだけ

 

リミット、リミット

 

時間の渦は容赦ない

 

リミット、リミット

 

そして

老いの大王が我を悟らす

 

さあ、リミットだと

 

一閃

 

時の渦を真っ二つ

 

今少し

今少し

我に与えん

未来への絶壁を

我登りきる自信あり

 

崖に爪を立てた

氷のように冷たい未来の絶壁に

 

ここを登り切れば

ここを登り切れば

あるはずだ

 

そこには

そこには

 

 

なにかが

あるはず・・・

 

警覚策励(けいかくさくれい)

男の生きる目的は女を抱くことだと

そんな事を言う哲学者は多い

 

女の生きる目的は

死なないことだそうだ

 

男は女を守り、女の為に死んでいく

その男を女は本気で愛おしみ

本気で死にに行くのを止める

しかし、男が自分の為に死んでくれることも

悲しみと言う陶酔の快楽に変える事ができる女

 

女には男とは比べ物にならないほどの

感情の塊がある

 

男は女の盾となり

女の喜ぶ姿を見たいがために

死んでいく

その死にゆく男の姿に慈悲の瞳を

注ぐ女の正体は

もう人ではない・・・

そう・・

そう・・

 

神なんだろうな

 

結局

男の生きる目的は

神を抱くことなのだ

 

神を抱き、神に慰撫され、大地に戻る事こそ

男の本懐なのだと

 

軍服姿の

割腹姿の

三島由紀夫

イラストを見て

突然悟ってしまった

 

坊主よ今こそ

我に警覚策励(けいかくさくれい)