fuuraの小部屋

小説や本について寡黙に妄想。小説家になろうのサイトで人気を得る研究。小説家になるにはどうしたらいいかを研究。でも結局は、まずは小説と詩を書こう 。

読書感

ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち を読んで

冒険活劇だ。位置付けはファンタジー。児童文学である。1973年にカーネギー賞とガーディアン賞をダブル受賞した。いわゆる名作。 最初友人から薦められた時舐めていた。所詮ファンタジー、しかも昔の、イギリスのファンタージじゃん。あの鏡の国のアリス、指…

予告された殺人の記録 を読んで

ガルシアマルケスをご存じだろうか。若い女性なら、ああん、あれねと目を輝かすだろうが、残念ながらブランド名のガルシアマルケスではない。 ラテンアメリカのノーベル文学賞受賞作家のガルシアマルケス・・そう言ってもピンとこない有名な『百年の孤独』が…

受け月 伊集院静著  感想です

名前がいいですよね 伊集院静なんて。思わず色んな事妄想しちゃいますもんね。名前だけで。 勿論ペンネーム。作詞家としての筆名は伊達 歩(だて あゆみ)やはり伊集院静の方がいいよな。本名は西山 忠来(にしやま ただき)元韓国籍で、日本に帰化前の氏名…

吾輩は猫であるを・・もう一度しかたなしに読んだ感想

トリストラム・シャンディという小説をご存じだろうか。18世紀イギリスの小説家ローレンス・スターンが書いた小説だ。内容は荒唐無稽、奇抜、一貫したストーリは無く「意識の流れ」の手法を先取りしたと言われている作品だ。 人間の知識は静的な部分の配列…

ミミズクと夜の王を読んで

電撃小説大賞受賞作。不思議な世界観だ。 私の大好きな小説家有川浩が解説を書いている。 「白状します。泣きました。奇ををてらわないこのまっすぐさに負けた。チクショー」 最初の行で有川はこう書きだしている。最大の誉め言葉だろう。こりゃ、読まなきゃ…

蜜蜂と遠雷を読んで

音符が降ってくる。 痛くはないがもう、バラバラばらばらと辺りはあっという間に音楽の山 シャープやフラットはくるくる回りながら二分音符はタタタッと、四分音符は逆さまに十六分音符は斜めになってケタケタ笑っている。ものすごい数だ。 雪のように降って…

優しかった彼女をなぜ鬼嫁に感じるか を読んで

別に私の嫁が鬼嫁だから読みたくなったとは決っして思わないでください。 私の嫁は天使です。乙女です。優しさの塊です。 ですからこんな本まったく読む必要がないのですが、まあ皆さん聞いてください。この本脳科学の本なんですよ。 あはは、驚いたでしょ。…

「クラッシクを聴け」を読んで

面白い本だ。まず最初にそれを言っておく。買って損はない。特にクラシックに興味はないが彼女がクラッシクックに興味がある。つまりクラッシックを知ってる振りするのは最適な本だと。 ところで、クラシックの演奏会に行った事がある人はどのくらいいるのだ…

博士の愛した数式の感想

小川洋子著本屋大賞第一回受賞作品だ。前評判が良く少しワクワク、期待満載で読んだのだがコップ表面に目一杯張った感動の液は表面張力の膜を破る事はできなかった。 少しハードルを上げすぎるのはよくないのかも(笑) 良い作品だ。当然。あれだけ沢山の人…

全てがうまくいく八割行動術を読んで

全てがうまくいく八割行動術。いわゆるハウツー物だ。ハウツー本にあまり期待してはいけない。全て本当のことを書いているとは限らない。 見栄もあるだろう、読者を意識し、相当デフォルメした表現で書かれているから、大概その通りにやってうまくいくためし…

ヒーローの作り方を読んで

リサ・マリー・ライス著ヒーローの作り方を読んでの感想。勿論小説です。決して小説読本ではありません。 リサ・マリー・ライス知る人ぞ知る、官能ラブロマンス、サスペンス作家。熱狂的なファンに支えられる作家さん。御存じと書いたが、私は知りませんでし…

マルドゥックースクランブル 圧縮を読んで

嫌いだ、苦しい、嫌だ、読みたくない正直何度思った事か。世界観は良い。文章の練りも、スピードも語彙の豊富さも、何もかもが一級品だ。しかし正直読んでて(反吐)が出る。 署名な読書家が生涯ベストおすすめ本100冊の中に入れた本だ。反吐を出すだけで選…

9割の病気は自分で治せる を読んで

私は過去あまり病気をしたことが無い親に感謝しなければいけないのだろうがはてさて、首をひねる親は自分の血の中にあるDNAを私にくれただけ。 そもそも論として好きなナニをして、挙句に私ができさあ始末に負えないぞ・・どうしよう、やばい、親族会議堕…

米澤穂信著 氷菓の感想です

何てことない書き出し、イヤ少し硬さがあるか妙な言い回しも気になりあれ?外れか・・と思いきや、イヤイヤまさかの当たり本。 読書会で紹介され、私が育った岐阜出身の作家さんと聞き、読んでみようと思ったのが動機 面倒くさがりの高校男子と、清楚な女子…

「とれたての短歌です」 再読してみました

御存じ俵万智さんの短歌集 「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日 で一躍歌人としてデビュー この作品はその年「恋愛」をテーマに作った短歌集 俵万智さんが歌った歌に浅井慎平さんが写真を載せて作り上げられた短歌集。 いいですねえ今…

千里眼 The start の書評

表情から人の心を読み取る女主人公。綺麗で華奢で強いときてる。旧シリーズからの世界観をそのまま持ち込んでの新シーリーズ。最後のドンデン返し、さあ、あなたは気にいるかな・・・とまあ意気込んで書評書いてみたのですが・・・ うーん。これって新シリー…

クジラの彼 読後感

有川浩著クジラの彼を読んだ。短編集で6話載っている。クジラの彼はその一作目実は読むのは二度目。 有川浩を初めて読んだ作品がこれだ。今回は二度目。 私は基本、本を二度読むことなどしない。歴史小説は(好き)だから何度も、それこそ何十回も読み返す…

塩の街 読みました

塩の街 有川浩のデビュー作。やっと読み終えました。 私嫉妬心が強すぎるのか大賞とった作家さんの本殆ど読みません 同じ書き手としてやはり本能レベルで悔しいんでしょうね。 ケツノ穴の小さな人間なんです。 時が経ち、嫉妬心が治まると、やっと読めるよう…

シンデレラは城に向かわない なろう小説読感

久しぶりになろう小説を読んでみました。 ここのところ読書会用の本を読んでいたためなろう小説とはご無沙汰。 で・・・ なろうでの純文学その日の一位作品を読んで見たのですが 騙されました酷いです純文学ですよ・・ジャンルはこの作品を純文学に入れるな…

コンビニ人間を読んで

久しぶりに芥川受賞作品を読んだ。 コンビニ人間(村田沙耶香) まあ、短編だ(私にすればだが)(笑)一気に読んでしまった。感想はと言えば、複雑。面白い面白くない基準で最近読む本を選んでいたから久しぶりに芥川賞受賞作読んでみた感想は、やはり複雑…