文学と占いは相通じるものがある

小説家になることを諦めた男のつぶやきです。

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2016-03-09から1日間の記事一覧

小説 真理蛙の滴(マリアのしずく)第七話

紗季を玄関のオートロックインターホンで呼び出したが中々出てこない。 陽子からもらった、サンタマリアのマッチを見ながら又吉は少しイラつきながら沙希の返事を待ったが、呼び出しにも応じない。 ふっと冷静になった。 陽子がいないと言う事は、紗季は一人…