文学と占いは相通じるものがある

小説家になることを諦めた男のつぶやきです。

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2015-12-14から1日間の記事一覧

霊と怨念のはざまに漂う鐘楼流しの詩に花一輪 第十五話

指定した橋の中ほどに、立花は小さく立っていた。 紺のスーツに身を包み、横に並べば、私より頭一つは大きい立花は、とても小さく見えた。 小さくさせたのは私だ・後悔の念が風と共に私をピシリと打つ 蒼ざめた表情は、まるで能面のようだ。 生きた証が見受…