「及川君」 空を見つめたまま薫が及川に言った。 「はい」「及川君お願いがあるの」「は・・はい」「これ、海に投げ捨ててくれる」 薫は、自分の携帯を及川に渡した。 突然携帯を手渡され、及川も驚いた。 「先輩、携帯捨てちゃっていいんですか」「いいの」…
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