文学と占いは相通じるものがある

小説家になることを諦めた男のつぶやきです。

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2015-10-05から1日間の記事一覧

【小説赤い携帯】 星がきれいすぎるなんてあんたのガラじゃないでしょうに

「先輩・・お客様は女性だったんですか」 グラスを片ずけながら、及川がニタリと笑う。 「なんで女とわかるのよ」「だってグラスに口紅ついてましたもの。先輩 と同じ、真っ赤なやつ」 及川が嬉しそうに言う。 「君は探偵か」 思わず噴き出してしまった。さ…