文学と占いは相通じるものがある

小説家になることを諦めた男のつぶやきです。

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沈んだ先

淀みの中に沈んでみた

赤黒く臭い匂いがする淀みだ

せいぜい沈むのは足首くらいだろうと

たか、くくっていたら

なんてことない

底なし沼だ

 

どんどん沈んでいき

そのスピードはさらに増していく

おいおい、どこまで沈むんだ

そう思った時

いきなりスポンと落ちた

気が付けば地表に立っていた

 

どこなんだ、ここは

 

そして

私はいまだに彷徨っているようだ

ここがどこかを探りながら

 

私が何者なのかを

確かめながら

 

うそつき

ふざけるな!

テーブルを叩き彼は言った。

別にふざけてなんかいない

本当の事を言ったまでだ。

 

君は小心者で嘘つきだ

大法螺吹きのコンコンチキだ

 

彼の瞳は真っ赤に燃えている

私の言葉に怒ったのだろうが

それにしても赤すぎる

 

突然その瞳から炎が舞った。

炎は全身に舞い、やがて体中があぶられ始めた。

 

言ったろ

うそつきは燃えるって

燃えて全て焼き尽くされるって

 

でも私はこの話の結論を知らなかった

 

燃え尽きたうそつきは、やがて新しい宿主を探し

近くの(人)に寄生することを

 

何てことない

結局うそつきの彼が私になっただけじゃないか

今私の中にうそつきの彼と

もっとうそつきの私が混在している

 

いいじゃないか

結局

うそつきなんだから

 

映画 シンゴジラを見てきました

シンゴジラを見てきました

 

思ったよりは面白かったかなあ

言われているように

少し視点を変えたゴジラ映画。

 

日本の危機意識の甘さを指摘しているのでしょうかね

 

それにしても

いくら国連の合意があると言えど

日本に原爆を落とすなど

出来るのかなあ・・・

 

しかもそれを日本国が受け入れるなんて

ありなのかなあ

この展開は・・と、まあ

 

つまらぬ疑問を持ちはしましたが

まあ

面白かったかな・・・